お知らせ
令和8年度「宮島踊りの夕べ」天候に恵まれ8月17日18日の両日開催し、無事終了する事ができました。
これも一重に皆様のご協力のお陰です。誠に有難うございました。
500年以上続く、祈りの舞
宮島踊は約500年前に始まった宮島の伝統的な念仏踊りです。編笠をかぶった踊り手が静かにすり足で舞い、哀調を帯びた唄と三味線、太鼓の音が響きます。毎年8月17・18日に御笠浜で披露され、市の無形民俗文化財に指定されています。歴史と祈りが息づく幽玄な舞です。
戦国時代(1500年初頭)伊予の国から来た海賊が宮島で暴れまわりました。彼らが帰ろうと船に乗ったとたんに暴風雨に見舞われ海賊たちは溺れ死んでしまいます。その後、海賊の霊が宮島沖に現れ、困った宮島の人たちが霊を鎮めるために念仏踊りを踊ったのが宮島踊の始まりと伝わっています。
紙芝居 蒲田知美
宮島踊の特徴
現在は「宮島八景」という曲に合わせて踊ります。
「宮島八景」の歌詞は江戸時代に作られたものです。宮島を船で一周まわる「御島めぐり」の情景を歌った曲で、全部演奏すると30分以上かかります。現在は一部分だけが唄われます。
踊りは唄、太鼓、三味線の生演奏に合わせて踊ります。
片手は天を指しもう片方の手は地を指しその手をゆっくり目の前で交差させる動作を繰り返します。目の前で両手を交差させるのは「拝む姿」を現しています。足はすり足でゆっくりと進みます。シンプルでゆったりとした動作はすこぶる優雅です。踊りは舞楽から取り入れられたとも云われています。
服装は編笠・黒羽織・白足袋が正式です。
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すずめ踊り
宮島踊と同じ曲で舞う‘手替わり’の「すずめ踊り」は明治時代に新しく加わりました。
編笠をクチバシにたとえ、餌をついばむしぐさは愛らしく、両手を翼のように広げる姿は実に優美です。美しくポーズをとることが難しい踊りです。 -
杓子踊り
宮島踊りの夕べでは宮島の特産品である「杓子」を使った「杓子踊り」も踊ります。
両手に持った杓子をカチカチと打ちならしながら踊る軽快な踊りです。杓子踊りも唄と三味線の生演奏に合わせて踊ります。
宮島八景の歌詞
宮島八景
全部演奏すると30分以上かかります。現在は太字の部分だけが唄われます。
- 矢野の入り江の釣り船を
- 宇品が沖に漕ぎ出し
- 江波をさかいに能美島
- はるかに向ふを眺むれば
- 見ても見事なつくね島
- 地からはえたか浮き島か
- 阿多田にかべ島かぶと島
- 五日廿日の船住居(ふなずまい)
- 地御前様を伏し拝む
- 我は筑紫の者なるが
- 今年始めて宮島の
- 山の景色を見渡せば
- 日本三景随一の
- 聞きしに勝る厳島
- さらば参詣申すべし
- 前の潮で垢離(こり)をとり
- 御前に詣る身となれば
- 心静かに伏し拝み
- 又立ち寄りて眺むれば
- まことに多き絵馬の数
- 目を驚かすばかりなり
- 舞楽の舞や火焼前(ひたさき)に
- 満ちくる汐(うしお)の有様は
- 異国にあらでわが国に
- 斯(かか)る霊地はよもあらじ
- 神の威をます新魂(あらたま)の
- 湯(ゆ)立(たて)神楽(かぐら)やみこの鈴
- 杵が鼓に大般若
- 其の音響の有りがたや
- 百八の燈籠が
- 潮にうつろへば
- 澤の蛍が秋の夜の
- 星の光のそれならで
- 其の名も高き経堂の
- 五重の塔の九輪まで
- 名所古跡は多けれど
- 心言葉に尽くされず
- されば之より島廻り
- 鳥居の洲より船にのり
- 友綱とって漕ぎ出し
- 櫓拍子(ろびょうし)揃へて
- はやる小歌でおもしろや
- 春は梅に鶯の
- 夏は卯の花飛ぶ蛍
- 秋は紅葉に鹿の声
- 冬は枯れ木に積もる雪
- 小浦の先は有の浦
- 飲めや歌へやさざんざい
- 磯の松風長浜の
- 胡子の宮を伏し拝み
- 聖が崎を杉之浦
- 端(鼻)は包が浦なれや
- 鷹の巣すぎて申すなら
- 波 腰細や青海苔の
- 沖に小さき天小舟
- 釣りたれ遊ぶ面白や
- 波も静かに宮人の
- 御烏招く笛の音に
- 養父崎(やぶさき)見れば有りがたや
- 供へおきたる粢(しとぎ)をば
- 二人連れなる御がらすが
- さも嬉げについばみて
- 御山(みせん)をさして飛び行けば
- 神主船子にいたるまで
- 大願成就と寿て
- 君万歳と祈るなり
- 船を早めて押すほどに
- 山白様を伏し拝み
- 革籠崎(こうごさき)をばおし廻り
- 是より須屋にほどと石
- あいて慰みたまへやと
- 名所古刹を語る間に
- 平根をすぎて須屋の浦
- なげうつ餅のいわれをば
- 御床(みとこ)にありし古への
- 由来をきけば有りがたや
- げにや不思議の大元の
- 大明神を伏し拝み
- さらば下向をいたすなり
スケジュール
日時
※毎年開催日時及び場所は同じです
※二日間雨天の場合8月19日に開催
場所
厳島神社 御笠浜
演目
- 宮島踊
- (芸能保存会によるデモンストレーション)
- 宮島踊/すずめ踊り(手替わり)
- 杓子踊り
- アンパンマン音頭
雨天により中止の場合
15:00までに決定
当HP宮島観光協会HPに掲載
宮島口桟橋宮島桟橋に掲示
どなたでもご参加頂けます。
宮島芸能保存会について
1963年(昭和38年)6月25日に 宮島踊りの継承、保存を目的に発足。
練習の他、宮島踊りに関する資料なども収集。
【練習日及び場所】
第二・第四 木曜日 18時半~21時
etto宮島交流館 1階集会室
※船の時間に合わせて途中までの参加も可
【宮島芸能保存会活動内容】
8月17日・18日 宮島踊りの夕べ開催
宮島学園での宮島踊りの伝承活動(踊、唄、三味線の指導など)
氏神祭前日の餅つき(10月14日)における餅つき唄、三味線のサポート宮島学園餅つきの三味線指導
宮島芸能祭の出演
など
踊り・唄・三味線・太鼓 初心者でも大丈夫!
踊りや演奏メンバーの他、運営サポートメンバーも募集しています。
会員募集中
お知らせ
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2026.7.14
宮島こども園にて、踊りの練習をしました。
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2026.07.04
ひろでん宮島まちづくり交流館(旧etto)で宮島踊の練習を行います。
7月23日(木)1階集会室
7月29日(水)2階ホール
7月31日(金)1階集会室
8月5日(水)2階ホール
時間: 18:30~20:30
どなたでもご参加いただけますので興味のある方はお気軽にお越しください。 -
2026.4.23
小学校・中学校にて宮島踊の授業が始まりました。